千葉県千葉市の図書館が、2021年7月30日に電子書籍の貸し出しサービスを開始しました。

図書館に行かずに書籍を電子で借りられるようになったのです。対象作品は約7,600冊!(サービス開始時点)
このサービスを実際に利用してみました!
利用できる人
千葉市内に在住、在勤、在学の方です。
住民票が千葉市になくても、勤務先や学校が千葉市なら利用することができます。
登録方法
利用には千葉市の図書館カードが必要です。新規で作る場合には2つの方法があります。
- 図書館に来館して図書カードを作る
- 千葉市の電子申請サービスで申請(マイナンバーカードが必要)
今回私は電子申請サービスを使って会員登録をしました。こちらの方法だと申請してもすぐには利用できません。申請から2日ぐらいたった後に、利用カード番号が記載されたメールが送られてきます。
利用方法

Kindleの読み放題みたいに何冊も借りられるわけではありません。

同時に借りられる冊数が2冊で、予約できる冊数も2冊。借りられる期間は最大で2週間。2週間経過したら自動で返却がされます。
どんな作品があるの?
2021年8月7日時点で約8,000冊が借りられます。
有名な作品をご紹介します!
『漫画君たちはどう生きるか』

『本好きの下剋上』

青空文庫

著作権が切れている青空文庫の作品は多数ありました。
『ちょっと今から仕事やめてくる』

などなどがありました。人気作である伊坂幸太郎さんや東野圭吾さんの作品はさすがにありませんでした。
予約人気作品は20人ぐらい予約が入っているので、最大で20週間は待つことになります。
ビューワの読みやすさはどう?
アプリはないので、ブラウザでビューワを開いて読むことになります。

左下にあるのは音声ボタンです。音声で聴けるのはポイント高いですね。
ビューワの設定はこちら。

バリアフリーが求められる図書館ならではの細かい項目が設けられています。
結論〜これからも使うのか?〜
積極的に使っていこうと思いました。ブラウザで読むのはちょっと面倒ですが(次ページに進めようと思ったら前の画面に戻ってしまったり)、それ以外はスムーズに読めました。
人気作品は予約が入っていてすぐには読めませんが、気長に待って順番がきたら読もうと思います。
横浜市や大阪市でも導入がされている電子書籍貸し出しサービス。この方法が近い将来にはノーマルになっていくんだろうなと実感しました。普及が進んでいるので、みなさんの自治体も導入がされていないかチェックしてみてはいかがでしょうか?