ビッグコミックスペリオールの『フールナイト』真っ暗な社会で植物化する人間たち。そこに光はあるのか?

小学館のビッグコミックスペリオールで連載されている『フールナイト』。

作者は『電波青年』の安田佳澄先生。

舞台は厚い雲が太陽の光をさえぎるようになって100年がたった世界。育たなくなった植物の代わりに、人間は人を植物に変える「転花」という技術を生み出しました。死期の近い人間を植物に変えることで、酸素を生み出す。「転花」された人間は、2年の間に徐々に植物化していき、意識を失っていきます。

そんな不気味で暗黒な社会の中で、貧困に苦しむ青年が自分の生き方を模索していく物語。

主人公の願いは、心の豊かさを手に入れること。彼は特殊な能力を身につけ、暗闇の中で暮らす人々や、転花した元人間たちと向き合っていきます。

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真っ暗な世界に光は照らされるのか?

「転花」する技術が生み出されたことで、社会は人間の死を管理できるようになりました。必要とされる人間を生かすために、不必要な人間を犠牲にする。希望の光がこれっぽちもない社会です。読んでいて暗澹たる気分になります。

主人公もそんな真っ暗な雰囲気を体現化したような人物です。彼がこれからどうやって希望の光を見出していくのか?あるいは、ダークな物語で描ききるのか?

1巻はまだ真っ暗なまま。これからの展開が非常に気になります。

作者である安田佳澄先生の過去作『電波青年』もおすすめです。

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