2020年に累計発行部数を100万部を超えた『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』。
大人気作品を手掛ける泰三子(やすみこ)先生のインタビュー記事を時系列でご紹介します。先生のインタビューは作品同様におもしろいです。
2018年4月「日経ビジネス」インタビュー

インタビューのテーマ
「キーパーソンに聞く」連載企画で奏先生の仕事術やキャリアについて
質問内容
- 物語は実際の経験?
- 10年警察として勤務した感想
- 警察を辞めた経緯
- デビューの経緯
- 未経験からの作画の学び方
メモ
マンガを書き始めた想いを詳しく語られています。
「警察って、君が思っているより、もっとしょうもない人たちが、それなりに楽しく仕事をやっているし、そういう人たちが頑張って、世の中にとって大事なことをやっているんだよ」と、そういうことを伝えたい
警察官を増やして過労死する人がいなくなるように、警察のマンガを描き始めたそうです。警察官を増やすためにあえてカッコよくない警察官を描くのが、逆転の発想で先生らしいです。
2018年4月「ベストカーWeb」インタビュー

インタビューのテーマ
単行本1巻発売を受けて、婦人警察の日常について
質問内容
- 試験の内容
- 志望理由
- 警察学校の過ごし方
- 交番勤務の詳細
- 警察官の大変さ
- 印象に残ってる交通取り締まり
- 漫画を描いた理由
メモ
こちらのインタビューでは、警察の働き方について詳しく聞かれていました。掲載媒体が「ベストカー」ということもあって、とくに交通取り締まりについての話に時間を割いていました。掲載誌の性格が出ていておもしろいです。
2018年5月「現代ビジネス」インタビュー

インタビューのテーマ
単行本1巻発売を受けて、作品へ込めた思いと警察の日常について
質問内容
- 警察のキャリア
- 警察を辞めた経緯
- 女性警察官のトイレ問題
- 泥棒から教わったこと
- デビューの経緯
メモ
このインタビューでは警察官の時の経験について詳しく聞かれていました。
女性警官のトイレ問題や泥棒から教わったことなどをお話されていたのですが、マンガにも同じ様子が描かれていて、奏先生の実体験がベースになっていたことを知ることができます。
2020年1月「警察公論2020年1月号」対談
インタビューのテーマ
警察官向けの雑誌「警察公論」で『ハコヅメ』の出向編が連載開始。作者の奏先生が女性警察官の方と対談。
質問内容
性犯罪を取り扱う難しさや被害者の保護など警察官に向けた対談をされています。
メモ
性犯罪の難しさなど警察業務に踏み込んだお話をされています。amazonでは購入ができないので、専門サイトで購入する必要があります。(警察官向けの書籍があることをはじめて知りました。)
2020年12月「コミック DAYS」インタビュー
インタビューのテーマ
ハコヅメ三周年を記念して泰さんに(ほぼ)30の質問
質問内容
- 3年連載した感想
- 人気の秘訣
- 1年目毎の心境の変化
- 休みを取らない理由
- 日本語のセンスはどこからくる?
- 伏線の貼り方
- 人物のモデル
- 漫画家になって良かったこと などなど
メモ
奏先生の編集部への恨みが回答にでていて笑いました。負の感情を笑いに変える天才だなと感じます。こんな受け答えを瞬時にできるようになりたい。
――お金で手に入るもので欲しいものを教えてください。
泰 編集長のご機嫌。
インタビュー記事が新たに公開されたら追記していきます。