ところざわサクラタウンにある「ダ・ヴィンチストア」で開催中の『北北西に曇と往け』の複製原画展に行ってきました!

入江亜季先生の息づかいが聞こえてくるような、圧巻の原画展。写真たっぷりにその原画展の魅力をご紹介していきます!
『北北西に曇と往け』複製原画展の詳細
期間:2021年6月22日(火)~7月25日(日)
値段:無料(!)
場所:ところざわサクラタウン ダ・ヴィンチストア

この奥にセミナールームがあり、そちらで開催されています。
ところざわサクラタウンってどんなとこ?と思われた方はこちらの記事をどうぞ。
今回は、2021年7月20日に発売された『北北西に曇と往け』ワイド版1巻刊行を記念しての開催です。
まさにアート!美しい原画の数々
展示では、5巻までの表紙イラストが展示されていました!
1巻表紙イラスト

2巻表紙イラスト

3巻表紙イラスト

4巻表紙イラスト

5巻表紙イラスト

何時間かけたんだろうと心配してしまうような細かい書き込み。ハッと目を奪われる色使い。そして、なにより構図が素晴らしいですよね。
表紙以外の原画も展示!



ずっと見ていられます。平日に訪れたのですが、観客は私以外に2人だけ。ゆっくりと堪能することができました。
しかも、展示場には『北北西に曇と往け』の単行本全巻が置かれていて、原作を読むことができました。
展示作品と実際の掲載ページを比べ読みすることができたので、感動はひとしおです。漫画家は命を削って作品を生み出しているとよく言われますが、本当にそのとおりだと感じました。
1ページにこんなにも細かく描かれていて、まさに神業(かみわざ)です。
フルアナログこその感動
入江亜季先生はいまだに作画はデジタルを使用せず、最後までアナログで完成させています。
アナログだからこそ感じられる入江先生の息づかいや筆づかい。「この美しい作画を、右手一本でかきあげてしまう人間がこの世にいるんだ!」そんな感動がこみ上げてきました。
2021年7月25日まで開催されているので、まだ間に合う方がいるならぜひ訪れてみてください。所沢なので遠いかもしれませんが、角川武蔵野ミュージアムとあわせて訪れればぜったい後悔はしないはずです!
角川武蔵野ミュージアムについてはこちらの記事をどうぞ。