コミック版の『転生したらドラゴンの卵だった ~イバラのドラゴンロード』を読みました。
原作は猫子先生。『暴食妃の剣』や『不死者の弟子 』を手がけられている人気ラノベ作家の方です。
『転生したらドラゴンの卵だった』ってどんな作品?
『転生したらドラゴンの卵だった ~イバラのドラゴンロード』は、タイトル通りドラゴンの卵に転生し、ドラゴンとして成長していく異世界作品。『蜘蛛ですが、なにか?』や『転生したらスライムだった件』と同じく人外転生ものです。
「神の声」があり、ステータス表示によるレベルアップ方式がありと、おなじみのRPG設定です。森の中でドラゴンの卵になった転生者は、孵化し、赤ちゃんドラゴンとして様々なスキルを獲得していきます。
最初は森の中のモンスターと戦っていたドラゴンですが、次第に人間と交流をするように。そして、成長するにつれて明らかになる神の声の存在。王道の異世界もの作品です。
見どころはドラゴンが成長するワクワク感
本作の見どころは、ドラゴンが成長するワクワク感。
卵から赤ちゃんドラゴンになり、そしてカッコいい成龍になっていく。そのプロセスが少年心をくすぐります。
異世界もののおもしろさって、RPGゲームを遊んでいるときのワクワク感と気持ちよさを体感できることだと思っています。本作は、異世界ものをベースに、そこにドラゴンですよ!
ドラゴンと自分を重ね合わせ、カッコいいドラゴンとして成長していく。そのストーリーは眠っていた少年心がとってもくすぐられます。
最高にワクワク気持ちいい異世界もの作品です。おすすめです。
コミック版の表紙もポップさがあって好き。